ウラジオストク旅行記①
だいぶ時間が経ってしまったが、
ロシア・ウラジオストクから無事に帰国しました。
改めて思うと、今回の渡航はかなりギリギリのタイミングだったなと。
新型コロナの影響で、あと一週間旅程がズレていたら見合わせないといけなかったろうし。まあ今のところ体調は悪くないし大丈夫だろう。
<旅程について>
2/21(金)~2/24(月)の3泊4日。
初日と最終日は移動のみで、観光できるのは実質中2日である。
結果的には回りたいところは全て回れたので、2・3日あれば十分だった。
<初日>
成田空港から出発、ロシアの航空会社のS7航空で(SはシベリアのS)。
何故か出発が25分遅れの表示。海外旅行でトラブルはつきものだけど、いきなりこれは面食らった・・・。
結局1時間遅れで出発、2時間程のフライトでウラジオストク国際空港へ到着した。
まじでちかえ。沖縄よりも渡航時間短いんじゃないか。
こんなに近いのに日本と1時間の時差がある(ウラジの方が1時間早い)。緯度は広島あたりとほぼ変わらないので実際は時差なんてないと思うけど、ロシア国内のタイムゾーン設定がそうなってるから仕方ない。変な話だ。
空港からタクってホテルにチェックイン→街に繰り出して夕食をとった。
ロシア料理の代表、ボルシチ。根っこの赤いカブみたいな野菜のスープだ。
この日は飯を食って終了。
<2日目>
午前中は生憎の雪&みぞれのため朝飯食って博物館へ。
アルセーニエフ沿海地方州立博物館。
かつてこの地を治めていた渤海国やらツングース系先住民の展示がある。
高校世界史でもほとんど出てこないマニアックな地域。
渤海なんてまじで久しぶりに聞いた。ここにあったのかって感じだ!
装飾品やお墓らしいが、展示物の説明書きがロシア語オンリーなのでぶっちゃけよく分からない笑。
近代ロシア時代の展示もあり。風刺画っぽい。
午後は晴れたので、噴水通りという有名な通りを抜けて海側へ。
海は凍っていた(白い部分は全部海)。ワカサギ釣り的なことしている現地のおっさんと、自撮りしている韓国人観光客の姉ちゃんがたくさんいた。
凍った海は初めて見たが、海上は風が強くて寒すぎた。
お次は、同じく海沿いにある「ウラジオストク要塞博物館」を見学した。
ウラジオストクは極東ロシアの軍事拠点で、1958年からソ連が崩壊する1991年までは外国人の立ち入りができない閉鎖都市だったそうな。
建物は古くさいが、結構雰囲気がある。
相変わらず説明書きはロシア語しかないが、この手の展示は見てるだけでも面白いし、ミリオタの人ならかなり楽しめそうだ。
この後は街の中心部の中央広場に向かった。
土日は市場が開かれているらいく、食材やらなんやら売っていた。
広場の向かい側にある百貨店(グム百貨店)。
日本からやたら近いのに街並みはちゃんとヨーロッパっぽいのがすごい。
車はほぼ日本車、たまに韓国車って感じだけど。
百貨店でお土産を買って、ウラジオストク駅へ。
シベリア鉄道の始発駅で、ここから電車に乗れば陸路でモスクワまで行ける。
与謝野晶子はここから鉄道を乗り継いでパリまで行ったそうだ。
時間とお金が許せば、ここからユーラシア大陸を横断してぇな。
駅のすぐ裏は海だった。湾になってるからなのかこっちは凍っていなかった。
街のごちゃごちゃ感が半端ない。
この日は一旦ホテルに戻ってから、有名な中央アジア料理店で夕食。
続く